ポータブルDVDドライブをうっかり落としてしまい、不幸にもUSBケーブルが刺さった側から落ちたものだから衝撃でUSBコネクタがもげた。
幸い、ランドはシールド固定用の1箇所しか取れていない(他ピンのはんだ付け不良が疑われるので、これはこれで問題だが)ので、再はんだ付けできないか分解してみることにした。


表面はツメで固定されているだけなので、力技で取る。

裏面はモジュール側からネジ止めされているので、ネジを外してから裏面を外す。




もげたUSBコネクタの部分をじっくり見てみる。

ハンダと端子の境界面で割れてるなあ。これ、はんだ付け不良だろ。
それはさておき。なんか、キャパシタが1個、90度曲がってるんだが。

他の部品との間隔が小さく、手元にあるハンダゴテでははんだ付けが無理ぽい。これは修理を諦めよう。というわけで解体モードに突入。まずはトレイを外す。

ドライブ本体とトレイはフラットケーブル1本でつながっていた。次に本体側基板を外す。作業中に先程のキャパシタは完全にもげてしまった。

基板は片面実装で、裏面はパターンしかない。

次。トレイ。


トレイ後方上部から伸びている棒は、トレイを押し出すためのバネつき棒。前方上部に見えるツメが外れると、このバネの力でトレイがカシャッと飛び出す。緊急取り出し時に、トレイの穴に針を突っ込むと電源がなくともトレイが飛び出すのはこのバネのおかげだ。
更にトレイのカバーを外す。

光学ユニットは送りネジで動かすタイプだった。それにしてもメカメカしい。


制御基板も片面実装。
トレイ裏面。光学ユニット内部の光路が見える。

さあ、トレイを本格的に分解するぞ。まずはモーター。

次。光学ユニット。




さて、光学ユニットをじっくり眺めてみる。
光の経路はこんな感じかな。レーザーダイオードから偏光板ぽいものを通ってハーフミラーに到達。一部はハーフミラーを貫通して受光素子ぽいものへと飛んでゆき、おそらく光強度補正をする。他の光はハーフミラーで反射して別の偏光板ぽいものを通り、ミラーで90度向きを変えレンズへ。
レンズからCDへと向かい反射された光は再びレンズーミラーー偏光板を通りハーフミラーへ。そしてハーフミラーを貫通した光は受光素子に入り、ここでピント合わせや位置合わせ、信号読み取りをする流れかな。

反対側も見てみる。

反対側にはレンズ駆動系が見える。すなわち、ボイスコイルでレンズ部分を上下左右に動かすことでピント合わせや位置合わせできるようになっている。コイルとペアになっている小型強力な磁石は金属製パーツに固定されており、楽に組み立てられるようになっている。なお右側には新たなハーフミラーのようなものが見えた。光路をCD側に曲げているようだが、そちらにはトレイカバーしかない。もしかしてフラットケーブルになにか部品が仕込まれていたか?でもフラットケーブルはもう処分してしまったので確認できず。残念。