ドナドナされるプログラマのメモ

Windows用アプリのプログラミングメモ

デジタルオシロ ADALM2000を導入

ANALOG DEVICESのデジタルオシロ ADALM2000を導入してみた。お値段¥12,580。

 

ADALM2000およびScopy概要

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ADALM2000外観

欧米製製品らしく、人肌の色を気にして青になっている。・・・人種差別が無くなって肌の色を気にしなくてよくなる日はまだ遠そうだなあ。もう21世紀なのに。

話がそれた。

こいつはPCから操作するタイプのディスプレイレスなデジタルオシロ。しかもファンクションジェネレータ付き。お得である。主要機能は

  • 2ch デジタルオシロ(差動入力±25V 12bit 100Mサンプル/sec 帯域25MHz
  • 2ch アナログ出力(シングルエンド±5V 12bit 150Mサンプル/sec 帯域30MHz
  • 2ch 安定化電源(0~5V, -5~0V(それぞれ可変)、50mA
  • 16ch GPIO (3.3V or 1.8V, 100Mサンプル/sec, 5V入力可)
  • 2ch デジタルトリガ (3.3V or 1.8V, 100Mサンプル/sec, 5V入力可)

PCから操作するためのアプリもライブラリもある。自分が導入したのはScopyで、アプリの内部処理により以下の機能も追加で実現される。

  • 電圧計
  • スペアナ
  • ファンクションジェネレータ、任意波形発生装置
  • ネットワークアナライザ
  • ロジックアナライザ、バスアナライザ

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Scopy画面

また、ADALM2000にアクセスするためのライブラリもあるため、自作ソフトでのアクセスも可能だ。これだけついて1万円台なんて、いい時代だ。

ADALM2000およびScopyの導入

以下の3ステップで導入できる。以下、リンク先はWindows用。Linux, MAC用もある。

  1. ADALM2000のドライバをインストール
  2. ADALM2000を接続する
  3. Scopyをインストール

試し撮り

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