ドナドナされるプログラマのメモ

Windows用アプリのプログラミングメモ

スーパーアマレココでAMV4ではないコーデックを使うと画像が化ける。AMV4というロゴが入る

動画キャプチャ環境を構築するため、スーパーアマレココ 4.20とUt Video Codec Suite 20.1.0を導入したのだが、特定キャプチャサイズでキャプチャ画像が乱れるという現象が起きた。

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あるべき姿

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乱れた姿

どうも、このバージョンのスーパーアマレココは、AMV4ではないコーデックを使う場合、キャプチャ範囲の幅が64の倍数でないと正しくキャプチャできないようだ。高さについては問題なし。この現象は、AviUtl等でサイズ変更した場合には起きないので、スーパーアマレココ側のバグで確定である。
しかも、非常に残念なことに、AMV4コーデックを使っていなくても動画にロゴが入ってしまう。これでは、虚偽内容の含まれた動画になってしまう・・・。心底残念なので、スーパーアマレココはPCから削除した。

アマレコTVなら上記バグは起きず、またロゴも最初の数秒だけ入るだけなのでカットで処理できそう。

L4カー プッシャカーモデリング完了

L4カーのプッシャカー、なんとかモデリングはできた。ただし、内部のケーブル類は未実装。

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あと、路盤のモデルも作った。第三軌条内部は資料不足のため想像に依る部分が多いorz

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んで、路盤にプッシャカーを載せて寸法の微調整をしたところ。

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次はBlenderでアニメーションさせたいんだけど、ナマモノ向け解説ばかりでメカ向けが少なく苦戦中・・・。シリンダーとか回転軸とかを動かしたいんだけどなあ。

JR 50kgNレールのモデル

L4カーのためにJR 50kgNレールのモデルを作った。せっかくなので、SketchUp!のライブラリ(3dWarehouse)に公開しておいた。あまり人気は無いようで、2週間で1DLしかないw

3dwarehouse.sketchup.com

JR 50kgN Rail (JR 50kgNã¬ã¼ã«)

ついでに、枕木・犬釘・継目板も追加した、線路も公開。こちらはレールよりは人気があるのか、2週間で17DLあった。ポリゴン数多いのが難点。犬釘がなあ・・・。

3dwarehouse.sketchup.com

JR railway narrow gauge 50kgN wood 25m (JR ç·è·¯ 50kgN æ¨è£½ææ¨ 25m ç´ç·)

 

 

線路関係寸法まとめ

線路のモデルを作ろうとして悪戦苦闘。寸法を調べるのが大変。なので、まとめてみた。

 レールの寸法

新日鉄住金株式会社 レールのカタログ p.11~

https://www.nssmc.com/product/catalog_download/pdf/K003.pdf

JFEスチール株式会社 レールのカタログ p.8~

http://www.jfe-steel.co.jp/products/katakou/catalog/d1j-003.pdf

SketchUp用 50kgNレールのモデル

3dwarehouse.sketchup.com

レールの間隔

レール内面間の距離で定義。

画像: 狭軌 - Wikipedia

枕木の寸法

犬釘、ペーシ(継目板)、モール (継目板用ボルト・ナット)、レールクリップ、犬釘(スパイキ)

株式会社 奥戸金属 (pdf)

枕木の配置本数、または配置間隔

  • 枕木全般の配置本数

    まくらぎ配置本数 - 保線ウィキ

    年間設計通過トン数 110km/hを超える速度 90km/hを超え110km/h以下 70km/hを超え90km/h以下 70km/h以下
    2000万トンを超えるトン数 39本 39本 39本 39本
    1000万トンを超え2000万トン以下 37本 37本 37本 37本
    500万トンを超え1000万トン以下 37本 37本 37本 37本
    500万トン以下 37本 37本 34本 34本
  • 支え継目の場合の配置間隔

    支え継目 - 保線ウィキ
    道床がある場合(有道床)新設および改良の際には( )内の数値を用いる。A間隔は、継目まくらぎから左右1本目までの間隔で、B間隔は、継目から左右1本目から2本目までの間隔をいう。C間隔は、さらに先の左右2本目から3本目の間隔をいう。

    まくらぎ配置本数 A間隔 B間隔 C間隔
    29本 533 638 905
    31本 553 610 840
    32本 553 610 810
    34本 553 550 760
    37本 553 565 690
    39本 553(523) 575(561) 650(658)
    41本 553(523) 480(521) 620(625)
    43本 553(523) 484(486) 588(595)
    44本 553(523) 450(461) 575(582)
    45本 553(523) 470(452) 560(568)
    46本 553(503) 430(440) 550(556)
    48本 553(503) 430(414) 520(532)

    道床が無い場合(無道床)
    まくらぎ配置本数 A間隔 B間隔 C間隔
    34本 320 573 760
    37本 320 453 700
    39本 320 473 660
    41本 320 478 625
    44本 320 463 580
    46本 320 528 550
    52本 320 470.5 485
    54本 320 368 470
    60本 320 383 420
    63本 320 353 400
    68本 320 328 370
  • かけ継目の場合の配置間隔

    かけ継目 - 保線ウィキ

    道床がある場合(有道床)新設および改良の際には( )内の数値を用いる。A間隔は、継目から左右1本目までの間隔で、B間隔は、継目から左右1本目から2本目までの間隔をいう。C間隔は、さらに先の左右2本目から3本目の間隔をいう。

    まくらぎ本数 A間隔 B間隔 C間隔
    29本 380 678 895
    31本 380 693 830
    32本 380 713 800
    34本 380 688 750
    37本 380 583 690
    39本 380 433(563) 660(658)
    41本 380 533(531) 620(625)
    43本 380 513(504) 590(595)
    44本 380 423(482) 580(582)
    45本 380 448(476) 565(568)
    46本 380 488(458) 550(556)
    48本 380 500(437) 525(532)

寸法が違う・・・

引き続きL4カー(L4型貨車加減速装置)のモデリングしていたら、想定外のことに気づいた。

自分が写真を撮ったのは新南陽ヤードに納められたもの。全長は20,085mm。

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L4型貨車加減速装置

一方、自分が寸法の参考にしていた日立評論1975年6月号は塩浜操作場に納められたもの。

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日立評論1975年6月号より抜粋

全長は・・・

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写真に撮ったのと635mmも違ううううううう!!!

まずい。モデルあちらこちら修正だ。まず、塩浜操作場のものと新南陽ヤードのもので、どの車両の長さが違うのか調べる。手がかりは・・・

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L4型貨車加減速装置(新南陽ヤード納め)

車両の展示台の足、等間隔っぽく見える。これで大まかな長さが割り出せそうだ。写真を追ってみたら、1m間隔で足があるみたい。ということは、先頭にあるプッシャカーの長さは3mほどあるはず。図面ではどうなっているのだろう?

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L4型貨車加減速装置(塩原操作場納め)プッシャカー図面

おまえだあああああああああ!

おそらく、プッシャカーの構造変更に伴い長さを635mm伸ばしたのだろう(円筒形構造物の配置や本数が違うのは気づいてた)。うー、よりによって、今モデルを作っている車両が長さ変更になっていたとは。2450mmという長さを写真に当てはめて各部の長さを割り出していたから、ダメージでかい・・・。

断面図寸法出し

断面図の寸法割り出しは影響ないだろう・・・と信じつつ、念の為新南陽ヤードの図面より割り出し。レール寸法からすると、50kgNレールを使ってるぽい。

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南陽ヤード L4貨車加減速装置 断面図(寸法加筆)

 



プッシャカーの図面

L4カー、まずは一番おもしろそうなプッシャカーからモデリングしてみる。日立評論にある図面の一番右の車両だ。

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L4カーの構成(日立評論1975年6月号より)

拡大してみる。全長と全幅は寸法があるので、他の場所も寸法が割り出せそうだ。

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L4カー プッシャカーの概形(日立評論1975年6月号より一部改変)

あと手元にあるのは、写真が4枚。

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上面図からシリンダー直径を割り出せば、写真から側面部品の高さを割り出せるかも?なんとかなりそうだ。まずは図面作るか・・・。

図面から寸法値割り出し

画像は若干傾いていたので、まずは傾き修正:-0.5度。

その後、WebPlotDigitizerを使って各点の座標を抽出する。

qiita.com

とりあえず、バンパーはできた。プッシャローラーを保持する部分は時間切れ。

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L4カー(L4型貨車加減速装置)のCGを作ってみる

先日の日立製作所 水戸工場 さつきまつりで見かけたL4型貨車加減速装置のCGを作りたくなってきた。・・・なんか、10年後には誰も記録に残さないまま朽ち果ててそうなのよね・・・。

今ある資料は、日立評論1975年6月号にあった簡単な図面と、自分が撮ってきた写真ぐらい。

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日立評論1975年6月号p.531より

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撮ってきた写真の一部

上面図及び寸法は日立評論の図からいけそうだけど、側面図や細かい寸法は写真から推定するしか無い。しかも、なんかゴチャゴチャしたメカが5両もある。結構辛いかもしれん。でもまあ、のんびり作ってみよう。