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レールの長さと枕木間隔

レールの長さ

稲田 隆著 『鐵道工学 上・下巻(総合工学全集2・土木工学科、13巻の7)』( http://library.jsce.or.jp/Image_DB/s_book/jsce100/htm/061.htm )を見直していたら、30kgfレールの標準長さ(定尺)は20mという記述があった。まずい・・・他と同じ、25mで作ってしまっているよ・・・

■(参考)レールの長さに関する資料

 枕木の間隔

レールのモデルを作るには枕木の間隔を調べなきゃならないんだけど、保線wikiにあるのは25mレール用。しかも、枕木の本数をどう決めればいいのかが書かれていない。そこで、またまた鐵道工学のお世話になる。・・・p.288にそのまんまの表があった。しかも、枕木の本数についての参考となる記述もある!というわけで、転記。なお、いずれも相対式継目の場合。相互式継目の場合は本数が+1となる。線路の種別についてはWikipediaを参照。

 

表 25mレールにおける枕木の本数 (単位: 本)
線路の形状 甲線(特別) 甲線(普通) 乙線
基本 41 39 37
半径≧400m 41 41 39
勾配≦30‰ - 41 39
半径<400mまたは勾配>30‰ - 44 41
 
表 25mレールにおける枕木の間隔 (単位: mm)
枕木配置数 37本 39本 41本 44本
軌条継ぎ目における間隔 (A) 380 380 380 380
(A)の隣の間隔 583 433 533 423
上記以外 (=中間枕木) の間隔 690 660 620 580

注意:レールとレールの間の継目間隔を6mmとしている模様。間隔0とすると6mm余ってしまう。

 

表 20mレールにおける枕木の本数 (単位: 本)
線路の形状 丙線 簡易線
基本 26 25
半径≧400m 30 26
勾配≦30‰ 30 26
半径<400mまたは勾配>30‰ 31 30
 
表 20mレールにおける枕木の間隔 (単位: mm)
枕木配置数 25本 26本 30本 31本
軌条継ぎ目における間隔 (A) 380 380 380 380
(A)の隣の間隔 683 613 498 573
上記以外 (=中間枕木) の間隔 830 800 690 660

注意:レールとレールの間の継目間隔を6mmとしている模様。間隔0とすると6mm余ってしまう。