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30kg 10mレールメモ

30kg 10mのレールモデルを作ろうと思ったが、枕木本数の情報などがない。仕方ないので、20mのデータから任意長さのレールについて枕木本数と枕木間隔を求めるスプレッドシートを作った。

枕木本数の計算

枕木本数は、レール長さに比例すると仮定した。なお、枕木あたりの荷重が20mの場合未満となるように小数点以下繰り上げとした。10mの場合の本数を以下に示す。

表 枕木の本数 (レール長10mの場合)

長さ 10 m
線路の形状 丙線 簡易線
基本 13 13
半径≧400m 15 13
勾配≦30‰ 15 13
半径<400mまたは勾配>30‰ 16 15

枕木間隔の計算

  • 軌条継目における枕木間隔(A)
    25mでも20mでも枕木本数に関係なく380mmだったため、本計算でも380mm固定とした。
  • (A)の隣の間隔(B)、中間枕木の間隔(C)の性質
    25m, 20mのデータより、(C)は10mmの倍数であることと、(B)<(C)、(B)は理論値より3mm大きいことが読み取れた。そこで、それぞれ以下のように定めた。
  • 中間枕木の間隔(C)
    関数ceiling(a, b)を、「a以上の最も小さいbの倍数を求める関数」(例:ceiling(114.8, 10)=120)とすると、
    (C)= ceiling((レール長-(A))/(枕木本数-1),10)
  • (A)の隣の間隔(B)
    (B)= (レール長-(A)-(C)*(枕木本数-3))/2+3

10mの場合の計算例を以下に示す。

表 枕木間隔(10mレールの場合)

長さ 10 m    
枕木配置数 13 13 15 16
軌条継ぎ目における間隔 (A) 380 380 380 380
(A)の隣の間隔 763 763 673 588
上記以外 (=中間枕木) の間隔 810 810 690 650