30kg 10mのレールモデルを作ろうと思ったが、枕木本数の情報などがない。仕方ないので、20mのデータから任意長さのレールについて枕木本数と枕木間隔を求めるスプレッドシートを作った。
枕木本数の計算
枕木本数は、レール長さに比例すると仮定した。なお、枕木あたりの荷重が20mの場合未満となるように小数点以下繰り上げとした。10mの場合の本数を以下に示す。
表 枕木の本数 (レール長10mの場合)
枕木間隔の計算
- 軌条継目における枕木間隔(A)
25mでも20mでも枕木本数に関係なく380mmだったため、本計算でも380mm固定とした。 - (A)の隣の間隔(B)、中間枕木の間隔(C)の性質
25m, 20mのデータより、(C)は10mmの倍数であることと、(B)<(C)、(B)は理論値より3mm大きいことが読み取れた。そこで、それぞれ以下のように定めた。 - 中間枕木の間隔(C)
関数ceiling(a, b)を、「a以上の最も小さいbの倍数を求める関数」(例:ceiling(114.8, 10)=120)とすると、
(C)= ceiling((レール長-(A))/(枕木本数-1),10) - (A)の隣の間隔(B)
(B)= (レール長-(A)-(C)*(枕木本数-3))/2+3
10mの場合の計算例を以下に示す。
表 枕木間隔(10mレールの場合)