ドナドナされるプログラマのメモ

Windows用アプリのプログラミングメモ

鉄道車両の車輪をカプセルColliderで模擬してみる(準備編)

鉄道車両の車輪とレールとの当たり判定をCapsule Colliderで模擬することにしたわけだが、このためにはレールとColliderが接触する部分の傾きを本物とだいたい同じにする必要がある。本物の踏面は1:20の傾斜になっており、また車輪一対の中心から560mmの場所で測った車輪の直径が860mmとなっている。

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国鉄の車輪寸法 (鉄道辞典 pp.1009より)

以上から、作るべきCapsule Colliderの半径rと、球と球の距離dが求まる。球と車輪の直径を量る場所とのなす角をθ°とすると、

tanθ = 1/20 より θ = 2.86°

r cosθ = 860/2 より r = 430.5

d = 560 - r sinθ より d = 538.5

なんか、ほとんど円筒だ。うまくいくのかなあ。