ドナドナされるプログラマのメモ

Windows用アプリのプログラミングメモ

Visual studioのC++で実行ファイルのプロパティにビルド番号を埋め込む

Visual studio, 便利なのに、なぜかビルドしたファイルのバージョンプロパティにビルド番号を埋め込めない。そこで、下記にあるIncrementBuildを導入した。

Build Incrementing for Visual Studio C++ Projects – Fooling Around

動作原理

  1. ビルド後のイベントでツールを実行。
  2. ツールはツール用設定ファイルに記録されているビルド番号を参照し、ビルドしたファイルのプロパティに番号設定。
  3. ツールはツール用設定ファイルのビルド番号をインクリメント。

注意事項

バージョン情報、というかプロパティは言語ごとにある。このソフトはデフォルトでは英語に書き込んでしまうため、日本語プロパティに書き込む場合は.iniのコメントを一箇所外し

Language=1041

とする必要がある。なお、この数値は下記に記載のLocale Identifierの10進数値である。

Language Identifier Constants and Strings | Microsoft Docs