ドナドナされるプログラマのメモ

Windows用アプリのプログラミングメモ

CInfoProgressCtrlの更新(プログレスバー伸長速度を切替可能に)

CInfoProgressCtrlはCProgressCtrlを継承することでプログレスバーの上に文字を表示できるようにしているのだが、このプログレスバーの欠点の一つに、バーを伸ばす速度が制限されている、というのがある。バーが縮む方向ならば瞬時に縮むので、これを利用して

SetPos(a+1);

SetPos(a);

というコードで回避するのが一般的である。ただし、これではaがRangeの上限に等しかった場合に対応できない。a+1まで伸ばせないからだ。これに対処するには、

SetRange(0,a+1);

SetPos(a+1);

SetPos(a);

SetRange(0, max);

というようなコードを書けば良い。しかし、毎回これを書くのは面倒なのでCInfoProgressCtrlを書き換え、自動でこれをできるようにした。

今回、Publicな関数としてbool SetSmoothMove(bool smooth)を追加した。これの引数smoothにfalseを設定すると、上記処理を自動でするようになる。なお、初期値はtrueなので既存のコードへの影響はないはず。

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